All posts by kaz

MIDIとオーディオの違いは?

MIDIとは?のページで説明した通り、MIDIとは楽譜のように、演奏情報を記録したものだと説明しました、
対して、オーディオデーターとは音そのもののファイルです。

オーディオデーターとは?

CDからパソコンに取り込んだデーターや、誰かの演奏を録音したものも、オーディオファイルです。
曲として完成した物以外に、ギターのリフだけのデーターや、ドラムのスネアだけの音などもオーディオファイルです。

オーディオをDTMソフトに取り込めば下のように「波形」となって見えます。
縦方向が音量の大きさ、横方向が進行時間です。
スクリーンショット 2013-12-10 16.35.36

DTMソフトに取り込めば、音の一部分だけを切り取ったり、音量の調節などをすることができます。

MIDIとオーディオデーターの違い

2つのファイルの違いを簡単にまとめると、

MIDI→演奏情報を記録しているだけで、音のデーターではない。
オーディオファイル→実際に演奏して音が鳴っているファイル

となります。
ですので、MIDIは音源によって音が変わりますが、オーディオファイルはどんな環境でならしても同じ音がします。
MIDIで作った曲も最終的にはオーディオファイルとして出力します。

 

MIDIとは?

 

MIDIとは演奏情報を記録したものです。(例えば、音程、音の長さ、音の強さなどが含まれます)

なので、この演奏情報をDTMソフトが内蔵している音源や、外付けの音源マシンに送って、そこから音が出ます。
つまり、MIDIとは楽譜のような物で、一般的にこの楽譜を作る作業を「打ち込み」といいます。

実際に下の用に楽譜のように書くこともできます。

スクリーンショット 2013-12-10 16.01.54
ただ、これだと楽譜が読めないと書くのが大変だし、音の強弱などもよくわかりません。
なので下の画像のようなピアノロールという画面で音の音程、長さ、強さを指定していきます。

この画面だと、縦方向が音程、横方向が時間の進行、色の濃さが音の強さです。
楽譜を見るより、見やすいと思いませんか?
スクリーンショット 2013-12-10 16.01.38

 

 

MIDIのメリット、デメリット

MIDIの利点は、後からいくらでも編集が可能というところです。
例えば、ギターを録音して、一音だけおかしいところがあっても、修正するには全部弾き直す必要がありますが、
MIDIなら、マウスで動かせば一発で修正できます。

逆に弱点は、

  • 音源が必要
  • 本物の楽器のように聞かせるのにテクニックが必要

二つの弱点に共通しますが、普通に打ち込むだけでは、どうしても機械ぽさが抜けません。
音源はDTMソフトに内蔵していたり、有料、フリーなどたくさんあります。
自分の気に入った音源を見つけましょう。

それと、いくらきれいに打ち込んでも、実際に人間が演奏したように聞かせるには、
それなりのテクニックが必要です。力のバラツキや、人間らしい一瞬のタメを再現できれば、かなり生っぽく聞かせることが可能です。

Logic Proについて

LogicProはApple純正のDAWソフトです。 純正ソフトなので安定感があり、GarageBandからのアップグレードも抜群です。 音源、ループ素材も豊富ですが安価でお勧めできます 管理人はLogicをメインに使用しています。

Logic Proの特徴

  • プロユースに十分通用するが格安
  • Appleらしい直感的な操作ができる
  • 純正なので、安定性抜群
  • 音源、ループ素材も豊富

Logic Proの操作画面

Logicは9までは飾り気のない操作画面だったのですが、ProXになり、今風なインターフェースになりました。

スクリーンショット 2013-12-10 11.27.32

 

Logic Pro Xのチュートリアル

 

Logic ProXの入手

LogicProはMacのApp Storeから入手ができます。

images Logic ProXLogicは現在App Storeのみで購入可能です。
他のDAWソフトのフラッグシップモデルと比べても、全く遜色がないのに、安価です。
個人的に一押しソフトです。  *Macのみ対応

 

Liveについて

abletonLiveの最大の特徴はアレンジメントビューというCubaseやLogicなどのように時間に従って編集する画面の他に、セッションビューといい、取り込んだループ音源やMIDIを設定しDJのようにリアルタイムでつなげていきます。
この機能を生かしステージでのパフォーマンスにも十分使用できます。

abletonLiveシリーズの特徴

  • ライブやDJプレイにも対応できる安定性と操作性
  • 曲の音を一部切り抜く(サンプリング)が簡単にでき、リミックスに最適
  • 最初から豊富な音源や、ループ素材が入っている

ableton Liveの操作画面

一般的なDAWソフトと同じように左から右に流れていくアレンジメントビュー
他のDAWと操作も大きくは変わりません。

スクリーンショット 2013-12-08 22.34.38
こちらがリアルタイムに、MIDIで作成したループ素材や、オーディオループを組み合わせてDJのようにクリップをつなげ欲を作っていくセッションビュー 他のDAWにはない機能です。

スクリーンショット 2013-12-08 22.28.58

Ableton公式のチュートリアルビデオ

 

Liveシリーズのグレード

Liveは基本的な機能を共用した3種類のグレードがあります。

images Live Suite
Liveの最上位モデルです。
使用できるセッション数が無制限で、10種類のソフトウェア音源、50GBを超える音素材がバンドルされています。
他、多くのエフェクトが使用できます。
ループ素材などが多いほど、最初は作曲が楽なので、このモデルをおすすめします。

images-1 Live Standard

Liveの中堅モデル、3種類のソフトウェア音源、
11GBを超える音素材がバンドルされています。
別売りで音素材を増やし、Suiteににた環境を作ることも可能です。

Unknown-2 Live IntroLiveの入門用バージョンです。
Standardと同じく3種類のソフトウェア音現、4GBの音素材が付属します。
使用できるシーンやトラック数は少ないですが、1万円を切る価格で入手しやすいです。

 

ProToolsについて


ProToolsは安定性の高さから、レコーディングスタジオの定番です。 レコーディングスタジオの採用条件にも、ProToolsを触れることが条件になっていることが多く、圧倒的なシェアを占めています。
打ち込みなどの制作は弱かったのですが、最近はMIDI機能やソフトウェア音源も充実し、制作からレコーディングまでProToolsで行うプロも増えています。

ProToolsシリーズの特徴

  • 世界中のレコーディングスタジオの定番
  • ミキシングのしやすさは圧倒的
  • 音楽業界を目指すには避けて通れない。
  • 打ち込みには弱いイメージだったが、最近はソフトウェア音源も充実

ProToolsの操作画面

 

ミックス画面の見やすさは今までも定評があったのですが、
最近はソフトウェア音源の操作性もかなりよくなりました
スクリーンショット 2013-12-08 13.53.49

Protoolsでエレクトロトラック制作

 

ProToolsのグレード

ProToolsは ProTools HDを筆頭に、3種類のグレードから選ぶことができます。

ProToolsHD_Family_CoreSystem_ProToolsHDNative ProTools HD
ProToolsの最上位グレードです。
DSP内蔵のハードウェアセットでなければ買えません。
個人で所有できるような物ではないですが、圧倒的なオーディオ処理能力です。
Unknown ProTools

ProTool LEの後継にあたります。
ProTools9までは、専用のオーディオインターフェースがなければ使えなかったのですが、
ProTools10より単独で動くようになりました。
75種類以上のインストゥルメントや、8GBを超える音素材が入っています。

10010004571151765248_1 ProTools Express
ProTools ExpressはオーディオインターフェースのM Boxとセット販売です。
Mboxシリーズの音質は昔から定評があります。
ソフトウェア音源の数は上位グレードより少ないですが、
値段も安く、高品質な卓録を目指す方におすすめできます。

 

Cubaseシリーズについて

おそらく、DTM、DAWソフトで日本で一番使用されているのがCubaseです。
価格と、用途で選べる3種類のグレードがあります。
わからないことが有っても情報が多いのでオススメできます。

Cubaseシリーズの特徴

  • ユーザーが多いので情報が多い
  • VSTとの制定元なので、ほとんどのプラグインが使える
  • ボーカロイドエディターを、Cubase上で立ち上げることができ、ボカロとの相性が抜群

Cubaseの操作画面

Cubaseの売りは操作性の良さもあります。
編集だけでなく、内蔵のソフトウェア音源なども直感的に触りやすいです。

スクリーンショット 2013-12-08 10.41.03

 

こちらはDTMマガジンのCubaseでの制作動画です。

Cubaseのグレード

Cubaseには予算と用途によって3つのグレードから選ぶことができます。

Cubase 7.5  フラッグシップグレード

Cubase_Package Cubase
Cubaseの最上位グレードです。
オーディオ、MIDIトラック数とも無制限
5.1chサラウンドMixにも対応しています。MIDIやオーディオを指定したコードに合わせたり、コードのバリエーションを増やす、Chord Assistantという機能が搭載されています。

Cubase_Artist_Package Cubase Artist

オーディオ、64track、MIDI128Trackまで
Cubaseの中位グレードですが、音源数は最上位グレードと変わりません。
Chord Assistantがつかえなかったり、エフェクト数が少し減っていますが、Cubaseから曲作りに必要な機材を厳選して、価格を抑えています。

CubaseEle7_box_lineup Cubase Elements

CUbaseのエントリーグレードです。
入門向けにかなりの機能が制限されています。音源数なども少ないので、あまりおすすめしませんがオーディオインターフェースを買えばついてくる場合もあるので、アコースティックの弾き語り等を録音したい方などにはお勧めします。Cubase Elementsには体験版が有ります。30日間使用できます DLはこちらから

Studio One Freeについて

Studio One FreeはPreSonus社製の Studio Oneシリーズの無料版です
WindowsでもMacでも使用でき、MIDIもオーディオデーターも扱えて曲作りに必要な機能はすべて入っています。

Studio One Freeの特徴

  • フリーのDAWソフトではめずらしい、トラック数無制限
  • 高度なことがしたくなれば、ファイルはそのまま有償版に乗り換えられる
  • 煩わしい登録などが必要なくダウンロードできる

Studio One Freeの操作画面

若干見栄えは悪いですが、その分動作がとても軽いです。

Studio-One-Song-Page

 

下の動画は公式のチュートリアル動画です。
実際の挙動を確認できますので、ご覧下さい ※有償版にしかない機能も有ります。

Studio One Freeを手に入れる

Studio One Freeは公式ページよりダウンロードしてください
Mac版、Windows 64bit、32bit版があります

GarageBandについて

Garage BandはMacに標準でインストールされている、DAWソフトです。
初心者にも触りやすいインターフェースで、Macを使用しているなら間違いなくDTM入門用ソフトになります!

GarageBandの特徴

  • コードや音楽理論がまったくわからなくても、ループを組み合わせ音楽を作ることができる。
  • アンプシミュレーターやイコライザーなどの操作がわかりやすい
  • 無料!
  • iOS用GarageBandと連携できる

GarageBandの操作画面

シンプルなレイアウトでとても見やすいと思います。
音量の調整や、MIDIの調整なども分かりやすい。

GarageBand

 

下の動画はGarageBandで10分で1曲作成しています。 なれてくるとこんなことも可能です。

GarageBandを手に入れる

最新版はApp Storeより無料でダウンロードできます!
ダウンロードはこちら!

DTMソフトの選び方

現在DTMソフトはMac Windowsともに、無料有料問わず多くの種類があります。どれも操作は似ていますが、作曲メインか、録音メインか、DJでも使いたいのかなど、選ぶポイントは様々です。 ここでは、有名なDTMソフトを紹介していきます。

DTMソフトを選ぶポイント

  • 自分のパソコンのOSやスペックに対応しているか
  • 使用したいプラグインや、音源が使えるか
  • 打ち込み中心か?、歌ってみたや録音など中心か?DJプレイでも使うのか?
  • ソフト音源の種類、数は豊富に含まれているか?
  • 簡単に情報を調べる事ができるか?

などなど、見るべきポイントはたくさんあますが、正直ある程度有名なソフトであれば使いこなせば大差はないです。

ここからは、ソフトごとの特徴を解説します。

フリーのDTMソフト

icon_mac_garageband Garage Band
 対応OS  Mac
 コメント  Macにプリインストールされているソフトです。無料ですが、打ち込み、録音、ミックスダウンまで全てできます。特にAppleLoopsというGarageband、Logic用のループはとても優秀で、楽器や作曲知識がまったくなくても簡単に作曲できます。
Macユーザーは是非試してみてください

Garage Bandの詳細→
GarageBand入門講座→

studioone_free StudioOne 3 Prime
 対応OS  Win  / Mac
 コメント Cubase等と同じエンジニアが開発したDTM、DAWソフトです。
MIDIもオーディオトラックも無制限に増やせます。
気に入れば、有料の上位版もあります。

Studio One Freeの詳しい情報→

おすすめDTMソフト

cubase Cubase
 対応OS  Win/Mac
 コメント  おそらくDTMソフトの中で最もシェアが高いのがCubaseシリーズです。
プロでも中田ヤスタカ氏などが使用しています。
ボーカロイドとの連携性も高く、初級者からプロまで誰にでもおすすめできます。

 Cubaseシリーズの詳しい情報→

 pt ProTools
 対応OS  Win/Mac
 コメント ProToolsはレコーディング業界の定番ソフトです。
レコーディングスタジオでは圧倒的な支持を受けています。
ギターなどのレコーディングを中心に考えている方にオススメ。

ProToolsシリーズの詳しい情報→

 ableton Live
 対応OS  Win/Mac
 コメント ableton Liveは他のDAWソフトと同じような機能をもっていますが、
最大の特徴はリアルタイムのパフォーマンスに対応できるところです。
直感的な操作が売りです。

Liveシリーズの詳しい情報→

 images Logic Pro
 対応OS  Mac
 コメント Logic Proの売りはなんといってもコストパフォーマンスの良さと、シンプルなインターフェースです。
膨大な音源やループを使うことができます。また、GarageBandのデーターをそのまま引き継げるので、GarageBandからの乗り換えもオススメです

Logic Proの詳しい情報

DTMに必要なPCスペック

DTMソフトウェアを安定的に走らせるのに必要なPCスペックですが、これは個人個人でかなり変わってきます。
理由は使う音源、エフェクターの使用数などによって負荷が増えていきます。つまり、難しいことをしなければソフトの動作環境をみたせば動きます。
逆にいうと、音源やエフェクターを大量に増やせばメーカーの動作環境を満たしていても安定して動きません。

ちなみに中田ヤスタカ氏なども使用しているCubaseの動作環境は

CPU Intel / AMD デュアルコアプロセッサ
RAM: 2GB 以上
ディスク空き容量: 8GB 以上

となっていますが、このスペックだと正直なにもできません。

そこそこのことをしても安定した動作をするために

  • CPU   Core i5 以上
  • メモリ 8G以上
  • HDD   500GB以上の空き容量

程度は快適に作業するために必要だと思います。
メモリーはできれば16GB以上積みたいです。
HDDに関しては外付けを使用してもOKです。(ProToolsやNuendoはレコーディングデーターを外付けHDDに保存することを推奨しています)ただし、回転数は高いものを選びましょう。