ドラムの打ち込み2 音の強さ(ベロシティー)簡単なおかず

前の記事で、一応リズムを作ることができました。
今回は、音の強弱(ベロシティー)と少しパターンを複雑にして、おかずをつけてみましょう!

ドラムパターンを少し複雑にする。
こちらは前回打ち込んだ、スネア、ハイハット、バスドラムのみで作ったリズムです。


スクリーンショット 2013-12-11 11.00.58
現在鳴らしているハイハットは クローズといって、閉じた状態です。

これに、オープンハイハットといって、ハイハットを開いた状態で叩いた音と、シンバルをいれてみましょう。
今回はこのように変更しました。

スクリーンショット 2013-12-11 16.59.49C2#がシンバル、Aがオープンハイハット、G#はハイハットを少し開いた感じの音色です。
あまり大きくいじっていませんが、多少かっこ良く聞こえませんか?

コツというほどでもないですが、2拍目、4拍目の頭以外に少し変わったことをすると、かっこ良く聞こえる場合があります。今回はスネアとキックは変更していませんが、スネア、キックをいじるともっと変化が出ると思います。

ベロシティーとは

ベロシティーとは音の強弱です。 MIDI音源は、この数値で音の強さをきめます。
MIDIキーボードを繋いでいる場合、キーボードを早く叩けば、強く、ゆっくり叩けば弱くなります。
ここで勘違いしてほしくないのは、ベロシティーは音の強弱であって音量の大きさではないということです。

音量を上げるときは、後ほど勉強するミックスの時に上げましょう。

ガレージバンドのベロシティの調整方法

Garagebandのベロシティ調整GarageBandでベロシティを調整するには、まず調整するノート(音符)を選んでベロシティーのバーを動かします。
ベロシティはMIDI規格で、0が無音 127が最大です。

ドラムのベロシティ調整

ドラムのベロシティーの基本的な調整ですが、今回は生ドラム+8ビートなので

ドラムのベロシティ調整このように強弱をつけました。
ハイハット+シンバルは1、3、5、7個目 つまり、それぞれの拍の頭を少し強く出して、裏を少し弱めています。
このように調整することによって、リズムにうねりを出します。
バスドラムは1発目を強く、2発目を弱くします。 これは人間の真似をしてバスドラムを2回目に鳴らすときは少し弱くなるためです。

音源はこちら

ベロシティーを調整する前の音と比べてみてください。
音にうねりがでて多少機械っぽさが減ったと思います。

 

 

ドラムの打ち込み 1 ベタうち、コピーペースト

前回の記事で作成した、ドラムトラックとリージョンを使ってGaragebandで早速ドラムを打ち込んでいきましょう!

今回は4小節分打ち込みたいと思います。
作成したリージョンの左下の方にマウスカーソルをもっていくと、リージョンの長さを調整できます。

これを4小節分にのばしましょう

gb5このリージョンをダブルクリックすると、画面下側にピアノロールが現れます。
ここに音を出すタイミングを入力していきます。

ピアノロールの打ち込み

MIDIとは?で説明しましたが、MIDIとは演奏情報を記録したものです。
なので、ガレージバンドのドラム音源に対しては、キーボードの低い「ド」(C1)がバスドラム、「レ」(D1)がスネア、「ファ#(F#)がスネアという風に割り当てられています。

この三つを使って、良く有るエイトビートを打ち込みましょう。

Commandを押せば鉛筆マークになるので、配置したいところをクリックしてノートを付けましょう

1小節作ればあとはコピーペーストで作れるので、とりあえず1小節だけ先に作りましょう。
スクリーンショット 2013-12-11 10.19.40

先ほど説明したように、C1がバスドラム D1がスネアです。
スネアを2拍、4拍目に置き、バスドラムを1拍目に1回 2拍目に2回鳴らします。
ハイハットは8回に刻んで鳴らします。

そうしてできた物がこちら

GrageBandのコピーペースト

gb6

まず、先ほど打ち込んだ、1小節目をすべて選択します。
コピーは、編集→コピーからもできますが、どうせならショートカットを覚えましょう command+Cでコピーできます。
次に、2小節目の頭(ペーストを開始する位置)にバーを持ってきて、command+Vでペーストです。

また、GarageBandやLogic、abletonLiveなどでも共通ですが、コピーするものを全て選択して、打ち込んだどれか一つalをaltキーを押しながらクリックして、ドラッグすればコピーできます。
このコピー方は後ほど作業効率をぐっとあげますので、是非覚えておいてください。

4小節分コピーできれば、このように見えるはずです。
スクリーンショット 2013-12-11 11.00.58

これで、このように聞こえるはずです。

少し曲らしくなったと思います。

次の記事では、音の強弱(ベロシティー)の調整と、簡単なおかずを入れてみましょう。

 

音源の選択と、リージョンの作成

今回は、トラックという演奏情報を記録するものと、
リージョンといい、MIDIデーターや、音声データーを格納する物を作ります。

前回の記事の状態にすると、現在ピアノしか出ていないと思いますが、MIDIでドラム音源を鳴らすための設定をしましょう。
まず、ドラム用のトラックを作成します。

左下の+マークを押して新しいトラックを作り、ソフトウェア音源を選択します。

gb新しいトラックができれば、次はこのトラックでドラムを鳴らせるよう、選択します。

新しくできたトラックを選択して、右下のiを選択、Drum KitsからPop Kitsを選択する。

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ドラム用のトラックができたら、今度はMIDIデーターを格納する、リージョンを作ります。

まず、MIDIや、オーディオデーターを格納するリージョンを作ります。
ドラムトラックの上でcomandボタンを押すと、鉛筆にアイコンが変わります。 この状態でクリックするとリージョンを作成できます。

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リージョンは長さを変えることができます。
基本的な曲は8小節や16小節が一区切りになることが多いので、その程度の長さにしておくと後で編集する時にとても便利です。

さあ次回では作成したドラムトラック、リージョンにMIDIを打ち込んで音を鳴らしましょう!!

GarageBandの起動

早速GarageBandを起動して、ファイルを作ってみましょう!GarageBandを起動すれば、まずこのような画面が出てくると思います。

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プロジェクトとは作成する曲のことです。
ここでアイコンを選べば、それぞれに適したトラック振りをやってくれているのですが、今回は空のプロジェクトから始めてみましょう

すると、このようなウインドウが出てきます。

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ソフトウェア音源は、GarageBand内蔵の音源を流すためのトラックを作成してくれ、
オーディオトラックを作成するとギターやマイクを繋いで録音するためのトラックを作成します。
Drummerはドラムの自動演奏をする機能です。

細かい説明は後ほどするので、今回はまずは音を出してみるために、ソフトウェア音源を選択しましょう。

テンポと曲のキーを変更できます。
とりあえず今回はこのまま。
スクリーンショット 2013-12-10 22.34.03詳しい解説は、実際に作曲をしながらやっていきます。
ではさっそくドラムを打ち込んでみましょう!

最低限覚える作曲用語

 

作曲講座を見る前に、最低限覚えておいてほしい作曲用語と知識をまとめます

1.ドレミファソラシド

はい、これは音階のことというのはわかりますよね?
このドレミファソラシドは実はイタリア語です。日本語だと「いろはにほへと」、英語だと「CDEFGAB」となります

DTMでは、この「CDEFGAB」というのが重要です
なぜなら、コード(和音、つまり同時に何個かの音を鳴らすこと)はこの英語式で表します。

スクリーンショット 2013-12-10 21.59.19譜面と並べるとこのようになります。 これは意味が分からなくても、こういうもんだと暗記しましょう。

2.コードとは

コードとは和音のことです。和音とは同時に何個か一緒に音を出すことです。
コードを鳴らすのはなぜかというと基本的にメロディーを包むためです

同じメロディでも、コード進行を変えると、曲のイメージを変えることができます。
また、ジャズやボサノバのように、コード進行に特徴があるものもあります。

コードについての説明を読む

 

かんたんGarageBand入門講座

Macユーザーなら、無料で使用できるガレージバンド 必要な機能がコンパクトに収まって、中途半端な有料版より、全然よくできた作曲ソフトです。

ここでは、作曲、DTM初心者さんを対象にGarageBandの使い方を説明していきます!

GarageBandは、MacユーザーならばApp Storeより無料でDLできます!

GarageBandの使い方

MIDIとオーディオの違いは?

MIDIとは?のページで説明した通り、MIDIとは楽譜のように、演奏情報を記録したものだと説明しました、
対して、オーディオデーターとは音そのもののファイルです。

オーディオデーターとは?

CDからパソコンに取り込んだデーターや、誰かの演奏を録音したものも、オーディオファイルです。
曲として完成した物以外に、ギターのリフだけのデーターや、ドラムのスネアだけの音などもオーディオファイルです。

オーディオをDTMソフトに取り込めば下のように「波形」となって見えます。
縦方向が音量の大きさ、横方向が進行時間です。
スクリーンショット 2013-12-10 16.35.36

DTMソフトに取り込めば、音の一部分だけを切り取ったり、音量の調節などをすることができます。

MIDIとオーディオデーターの違い

2つのファイルの違いを簡単にまとめると、

MIDI→演奏情報を記録しているだけで、音のデーターではない。
オーディオファイル→実際に演奏して音が鳴っているファイル

となります。
ですので、MIDIは音源によって音が変わりますが、オーディオファイルはどんな環境でならしても同じ音がします。
MIDIで作った曲も最終的にはオーディオファイルとして出力します。

 

MIDIとは?

 

MIDIとは演奏情報を記録したものです。(例えば、音程、音の長さ、音の強さなどが含まれます)

なので、この演奏情報をDTMソフトが内蔵している音源や、外付けの音源マシンに送って、そこから音が出ます。
つまり、MIDIとは楽譜のような物で、一般的にこの楽譜を作る作業を「打ち込み」といいます。

実際に下の用に楽譜のように書くこともできます。

スクリーンショット 2013-12-10 16.01.54
ただ、これだと楽譜が読めないと書くのが大変だし、音の強弱などもよくわかりません。
なので下の画像のようなピアノロールという画面で音の音程、長さ、強さを指定していきます。

この画面だと、縦方向が音程、横方向が時間の進行、色の濃さが音の強さです。
楽譜を見るより、見やすいと思いませんか?
スクリーンショット 2013-12-10 16.01.38

 

 

MIDIのメリット、デメリット

MIDIの利点は、後からいくらでも編集が可能というところです。
例えば、ギターを録音して、一音だけおかしいところがあっても、修正するには全部弾き直す必要がありますが、
MIDIなら、マウスで動かせば一発で修正できます。

逆に弱点は、

  • 音源が必要
  • 本物の楽器のように聞かせるのにテクニックが必要

二つの弱点に共通しますが、普通に打ち込むだけでは、どうしても機械ぽさが抜けません。
音源はDTMソフトに内蔵していたり、有料、フリーなどたくさんあります。
自分の気に入った音源を見つけましょう。

それと、いくらきれいに打ち込んでも、実際に人間が演奏したように聞かせるには、
それなりのテクニックが必要です。力のバラツキや、人間らしい一瞬のタメを再現できれば、かなり生っぽく聞かせることが可能です。

Logic Proについて

LogicProはApple純正のDAWソフトです。 純正ソフトなので安定感があり、GarageBandからのアップグレードも抜群です。 音源、ループ素材も豊富ですが安価でお勧めできます 管理人はLogicをメインに使用しています。

Logic Proの特徴

  • プロユースに十分通用するが格安
  • Appleらしい直感的な操作ができる
  • 純正なので、安定性抜群
  • 音源、ループ素材も豊富

Logic Proの操作画面

Logicは9までは飾り気のない操作画面だったのですが、ProXになり、今風なインターフェースになりました。

スクリーンショット 2013-12-10 11.27.32

 

Logic Pro Xのチュートリアル

 

Logic ProXの入手

LogicProはMacのApp Storeから入手ができます。

images Logic ProXLogicは現在App Storeのみで購入可能です。
他のDAWソフトのフラッグシップモデルと比べても、全く遜色がないのに、安価です。
個人的に一押しソフトです。  *Macのみ対応

 

Liveについて

abletonLiveの最大の特徴はアレンジメントビューというCubaseやLogicなどのように時間に従って編集する画面の他に、セッションビューといい、取り込んだループ音源やMIDIを設定しDJのようにリアルタイムでつなげていきます。
この機能を生かしステージでのパフォーマンスにも十分使用できます。

abletonLiveシリーズの特徴

  • ライブやDJプレイにも対応できる安定性と操作性
  • 曲の音を一部切り抜く(サンプリング)が簡単にでき、リミックスに最適
  • 最初から豊富な音源や、ループ素材が入っている

ableton Liveの操作画面

一般的なDAWソフトと同じように左から右に流れていくアレンジメントビュー
他のDAWと操作も大きくは変わりません。

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こちらがリアルタイムに、MIDIで作成したループ素材や、オーディオループを組み合わせてDJのようにクリップをつなげ欲を作っていくセッションビュー 他のDAWにはない機能です。

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Ableton公式のチュートリアルビデオ

 

Liveシリーズのグレード

Liveは基本的な機能を共用した3種類のグレードがあります。

images Live Suite
Liveの最上位モデルです。
使用できるセッション数が無制限で、10種類のソフトウェア音源、50GBを超える音素材がバンドルされています。
他、多くのエフェクトが使用できます。
ループ素材などが多いほど、最初は作曲が楽なので、このモデルをおすすめします。

images-1 Live Standard

Liveの中堅モデル、3種類のソフトウェア音源、
11GBを超える音素材がバンドルされています。
別売りで音素材を増やし、Suiteににた環境を作ることも可能です。

Unknown-2 Live IntroLiveの入門用バージョンです。
Standardと同じく3種類のソフトウェア音現、4GBの音素材が付属します。
使用できるシーンやトラック数は少ないですが、1万円を切る価格で入手しやすいです。

 

DTM初心者に向けた、簡単DTM入門講座