ガレージバンドでの作曲も大詰めです。
今回は今まで作ってきた曲の各音量の調整、イコライザーの調整、リバーブなどのエフェクターをかける ミックスダウンという行程の解説です。
今回調整していくのはこちらの音源です
音量を調節する
GarageBandの各トラックの音量はトラックの右側のスライダーでできます。
このスライダーをドラッグで音量の調整ができます。 またダブルクリックで数字で打ち込むこともできます。
ミックスダウン 音量割合の基本
ミックスに音量に特に決まりはないですが、ポップスやロックだとある程度リズムを聞かせる必要があります(ドラム、ベース)
その上にコード楽器をのせてメロディーで包むのが基本です。
今回はこれくらいにしました
最初のファイルに比べて多少聞きやすくなったと思います。
ここでコツですが、まず音の小さい物を上げるより音の大きな物を下げることが大切です。
というのも、音を上げすぎるとクリップといい音が割れる現象が起こってしまいます。 最終的な音量はマスタリング行程で上げましょう。
各楽器にイコライザーをかける
では次にイコライザーで音質の調節をしましょう
スマートコントロールを開いて、EQタブにします。
右下のAnalyzerという所をクリックすればどの帯域で音がなっているのかが分かります。
イコライザーとは
イコライザーとは大雑把に言えば音質を整えるための機材です。
家庭用オーディオやカーオーディオにも付いているのでなんとなく分かる方も多いと思います。
DTMでよく使うのはパラメトリックイコライザーという、種類を使います
イコライザーのパラメーター
パラメトリックイコライザーには 主に3つのパラメーターがあります。
1.Frequency =周波数を中心にするかです。 周波数は低いほど低音、高いほど高音です。
2.Gain =どれだけ音量を上げるから下げるか
3.Q=Frequencyで選んだ周波数の中心からどれだけの幅にするかです。
文で説明するより実際に触った方が早いのでDTMソフトで色々試してみてください。
各楽器のイコライジングのコツはまたの機会に説明しますが、おおざっぱには
ドラム 100Hzくらいを上げ、400Hzを下げ7000以上を少し上げて迫力とキレを出す。
ギター 1kHzあたりをあげて存在感を出す
タンバリン 8kHz以上の高域を削ってギターを聞こえやすくする
などの調整を行いました
調整した音源がこちらです。 最初の音源と聞き比べて見てください。
聞きやすくなってるはずです。いくらメロディーやフレーズがよくてもミックスがぐちゃぐちゃだといい音楽にはなりません。
自分が納得するまで調整しましょう!